[2020/12/12] 県東真岡のスゴイなかま!
掲載日時:2020/12/12 15:00
県東ライフサポートセンター・真岡(以下、県東真岡)では、利用者さんの『得意』を活かしてこのような物を作りました。
●飛沫感染防止衝立
マスク、手洗い、消毒に加え、コロナ予防のために衝立を手作りしました。
なんとこの衝立、利用者さんが1人で作り上げたものなんです。
就職を目指す訓練の1つとして、その方の「手先が器用」という得意を活かして作って頂きました。
最初は職員と一緒に行なってやり方を覚えた後、材料や道具の準備~作成~片付けまで自立して行なって頂きました。
きれいにバランスよくまっすぐ立っている出来栄えから、作った利用者さんの真面目さが伺えますね。
こちらの衝立は、県東真岡だけでなく、セルプ・みらいやこぶしの会本部でも使用されています。
●ベンチ
お仕事の合間に、外にでてほっと一息をつきたいときってありますよね。
県東真岡にはそんな時に座れるベンチがあります。
こちらのベンチは、70代の利用者さんが作ってくれました。身体の障害もお持ちの方なのですが、それを感じさせない器用さと工夫でいつも県東真岡の大工仕事を快く引き受けて下さいます。2~3人座っても壊れない頑丈さで出来ており、県東真岡の憩いの場になっています。
なお、ベンチだけでなく他にこのようなものを作って下さいました。
すべて手作り。
「棚がほしい」「靴箱が欲しい」――そう言うと用途に合わせて「○○の木がいいんだ!」と材料の選定から関わってくれます。
しかし片付けは少し苦手。でもその時は片付けが得意な利用者さんがいるのでその方にお願いをしています(片付け得意な利用者さんも分かっていて、呼ばれるとニコニコ笑いながらきれいにしてくれます)。
県東真岡ではこのように個々の『得意』を活かして様々な活動を行なっています。